先生から後輩に
どーも白衣のおじさん(以下白おじ)ですm(*_ _)m
今日は職場の実習生のお話。
白おじが勤めている訪問看護ステーションは、偶然にも白おじの通う看護学校の見学実習の実習生をとっていた。
白おじも、過去に看護実習生の対応や、白おじのリハビリに同行してもらうこともあった。言わば一時的に先生役である。
去年の初夏くらいだったろうか。
1年生の学生さん2人が白おじの訪問に同行することになった。
リハビリの目的やら在宅生活において重要なことは何ぞや、、、などと偉そうに説明した記憶がある。
そして今、私はその学校の1年生になろうとしている。
つまり後輩である。そして向こうは先輩である。
え、気まずっ
いやいや、当時は学生になる予定はなかったんよ。
「あのおっさん言ってること意味わかんなくね?」( ゚∀゚):∵グハッ!!
「なんで看護の実習なのにリハの見学なわけ?意味なくない?w」( ゚∀゚):∵グハッ!!
「てかちょっとハゲてたんだけどーハゲがイキッてんじゃねーよキモ」( ゚∀゚):∵グハッ!!
「なんかジロジロ見られてるような視線でキモかったわー」( ゚∀゚):∵グハッ!!( ゚∀゚):∵グハッ!!
とか思われてたかも知れないと思うと、、、
え、気まずっ
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リハビリ学生だった頃(遠い目)、脳卒中の後遺症で半身不随の身体で生活されている方が、授業の一環として学校に訪問して下さった。
片麻痺を呈している身体に触れたのはその時が初めてで、その時患者さんとした会話や他の学生とディスカッションした内容は17年経った今でも鮮明に覚えている。
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聞けば、学生さんの2人は患者さんの身体にはまだ触れたことがないと言う。
私は同行訪問中、学生さんに患者さんの身体に触れる初めての機会を与えた。きっとこの感覚や感触が、今後彼女達が人を看る上で大切な何かになると思って。
患者さんと直接触れ合うことの大切さを私は身をもって知っている。
自分の身体とはこんなにも違うんだという驚きや、一見普通に座っているように見えるけど、実際は本人にとっては真っ直ぐ座っているだけで精一杯だとか、簡単な挨拶1つ交わすのに耳が遠くてコミュニケーションの意欲が湧きにくいとか、患者さんと関わる上で配慮すべきことの多さや、患者さんの1つ1つの言動が沢山の情報を与えてくれていることに気付かされる。列挙していったらキリがない。
彼女達はきっとあの患者さんとのやり取りを覚えているだろう。
どうか
私の顔は忘れていますように🙏